生産設備の製作は、発注者から、作る品物の図面と、その品物を作るために必要な設備の寸法、作業手順とスピード、そして設置スペースなどが記された設備仕様書が提示されるところから始まります。
この条件に応え得る、コストパフォーマンスの上でも優れた設備をいかに作るか…。ロボットや搬送機、溶接機やプレス機、あるいは特殊治具や電装品など、それぞれの分野で活躍されている会社に部品をオーダーし、それらを、これまでに蓄えたノウハウで関連づけ、組み上げて行くのがわが社の腕の見せどころ。
「こんな設備はできないか」と相談を掛けてください。日々進歩する技術をにらみながら、製造現場で役立つオーダーメイドの生産財を構想していく仕事は、正直に申し上げて、実に楽しい。アイディアスケッチを描いていると、いつしか夜明けになってしまった、ということもよくあるのです。言うなれば、「モノづくりのための、設備をつくるアイディア工房」といったところです。
そして、メンテナンスもわが社の自慢のひとつです。それぞれの専門分野の技術者が製作部隊に加わっているので、いざという事態にも的確に対応することができます。
|